運動能力向上
子どもの時にやっておきたい運動
『高這い』
赤ちゃんの発育発達過程の１つで、
ハイハイができるようになった赤ちゃんが次に行う動きです。
コア（体幹）を刺激し、身体の根っこを育む運動です。
赤ちゃんは「腹這い（ずり這い）」→「四つ這い（ハイハイ）」→「高這い」と移動方法が発達します。
より高度に、より強度に、全身運動を行います。
高這いを行うと
肩甲骨や肩甲帯が安定します。
本来、肩甲骨は体から宙ぶらりんの状態です。
肩甲骨は肋骨などに筋肉を通じてくっついているのです。
この肩甲帯が安定しないと手で体を支える力が弱くなったりします。
また、ハイハイから高這いに変わるにつれて
足趾（足指）を使うようになります。
足は身体の体重を支えているところでもあるので
足の指が上手に使えないと、
浮き指や外反母趾などの足が変形したりする子も多くいます。
足趾はバランス感覚や地面を蹴る力にも関係があると言われているので
高這いはとても大切な運動です。
教室では高這いの動きを遊びやゲームを通して教えています。
「雑巾掛け競争」です。
ストレッチポールのハーフカットを使い
雑巾掛けをするようにコーンをまわります。
高這いの動きを取り入れることで
マット運動の前まわり
跳び箱の開脚跳び
鉄棒の前まわりおりなど
体操種目がとても上達しました。
手と足を連動させて動かすことはとても重要で
走るフォームにも関わり、かけっこが早くなるコツでもあります。
Well done キッズ運動スクールでは
体操教室のように、技術的な指導のみだけでなく
身体の根っこを育て体操種目の上達を目指しています。
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